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AtAt とは? Claude Code と Codex を、ターミナルの外へ

· Xinyao Chen

AtAt は、Mac で撮ったスクリーンショットやコピーしたもの、選んだテキストを、いつも使っている AI に渡して聞き、答えを入力していた場所に戻します。私が Claude Code や Codex などの agent をターミナルの外で使うのも、このやり方です。「メール」の返信、Google ドキュメント、ブラウザのフォームなど、編集できる入力欄ならどこでも @@ と打つ。するとカーソルのところに小さな入力欄が開き、いまのウインドウのスナップショットが添えられています。聞いて Return を押せば、答えはプレビューカードに。Tab を押せば、入力していた場所に届きます。AtAt は自前のモデルを持ちません。すでにインストールしてある Claude Code や Codex を起動するか、自分の API キーやローカルモデルを使います。

ここでは、AtAt が解決する問題、それぞれの部分の仕組み、そして別のツールを選ぶべき場面について書きます。

1日に50回の往復

agent はもう十分に賢くなりました。遅いのは、そこへたどり着くまでです。画面のものを agent に見てほしいとき、スクリーンショットを撮って、保存して、ターミナルに切り替えて、ファイルをドラッグして、やってほしいことを説明して、待って、答えをコピーして、元に戻って、最初の場所に貼り付ける。9つの手順のうち、agent がやったのはひとつだけです。

私はほとんどターミナルで暮らしていて、Claude Code と Codex は一日中開きっぱなしです。この往復を毎日何十回も繰り返して、ようやく自分が運び屋になっていることに気づきました。試したものはどれも、こちらが agent のところへ行く前提でした。チャットウインドウか、書類の新しい置き場所になりたがるワークスペースか。それでは往復の名前が変わるだけです。AtAt は反対側から始めます。agent があなたの入力している場所に来て、答えもそこへ戻るのです。

@@ の仕組み

@@ と打つことが入り口なのは、答えをどこへ戻せばいいかを最初から知っているからです。打ち込んだ、その入力欄です。

  • 検出。 入力監視を許可すると、AtAt は @ が2つ続くキー入力を見張ります。バッファに残るのは直前の2文字だけで、ほかには何も残しません。キーを読む前には毎回、macOS のセキュア入力(パスワード欄が使うモード)がオンになっていないかを確認します。確認は毎回行い、結果をキャッシュすることはありません。日本語・中国語・韓国語の入力メソッドもいつも通り使えます。
  • コンテキスト。 「画面コンテキスト」がオンで、選んだモデルが画像を扱えるなら、AtAt は入力中のウインドウのスナップショットを1枚撮り、タイルとして表示します。選択したテキストや Finder で選んだものもタイルになります。タイルを外せば、それは送られません。
  • 戻す。 Tab は、アクセシビリティを使って答えをカーソルの位置に入れます。AtAt はまず結果をクリップボードに置き、そのあと各ステップで、同じアプリの同じ入力欄にフォーカスがあるかを確かめます。何かが動いていたら、違うウインドウに打ち込む前に止まります。答えはクリップボードに残ったままです。

入力欄には収まらない仕事もあります。このプロジェクトをリファクタリングして、この20個のファイルを見直して。そんなときは代わりに ⌘Return を。AtAt は、添えたものを読み込んだ状態で、ターミナル(Terminal、iTerm2、Ghostty、Warp、WezTerm、kitty、Alacritty)か、Claude・ChatGPT・Cursor のアプリに本物のセッションを開きます。あとは邪魔をしません。Claude Code の仕事ぶりを見るなら、Claude Code 自身の画面がいちばんです。手前に Finder のウインドウがあれば、セッションはそのフォルダから始まります。

コンテキストを集めるツール

自動のスナップショットが写せるのは、いま画面にあるものだけ。agent に見せたいものの多くは、もっと前に集めたものです。だから AtAt には集めるためのツールがそろっていて、どれも単体で使えます。

  • 画面キャプチャ。 ⌘⇧3、⌘⇧4、⌘⇧5 で、範囲・ウインドウ・画面全体・スクロールキャプチャ、OCR、動画や GIF への収録。画像と動画のエディタもついています。どのキャプチャでも @@ に聞く を押せば agent に渡ります。
  • クリップボード履歴。 ⌘⇧V で、最近コピーした200件が開きます。検索でき、書式も画像もファイルもそのまま戻ります。パスワードはスキップ。項目で ⌘Return を押せば agent に渡ります。
  • 選択アクション。 マウスでテキストを選ぶと、小さなバーに @@ に聞く、コピー、検索、文法を修正、そして自分で書いたプロンプトが並びます。書き直した文章は、あなたが確認してから元の文章と置き換わります。
  • TabTab。 入力中に ⌥⇥ を押すと、agent が入力欄の中に続きの言葉を、そのアプリのフォントで書きます。Tab で確定です。

これらがひとつのアプリにあるのは、何かを集めることと、それを agent に渡すことは、同じひとつの動作であるべきだからです。

モデルを持たない理由

AtAt が動かすのは、あなたがすでにお金を払っているものです。CLI の agent は、インストールしたそのプログラムが、あなたのサインインで動きます。Claude Code、Codex、Grok、Cursor、OpenCode、Pi、Hermes、Antigravity、あるいは自分で用意したコマンド。OpenAI、Anthropic、OpenRouter、DeepSeek の自分の API キーはキーチェーンに保存され、リクエストはそのプロバイダへ直接届きます。Ollama や Siri AI なら、モデルは Mac の中にあります。

これは出発点から来ています。agent がすでに優秀なら、いちばん要らないのは、それを書き換えたり、ふるいにかけたり、従量で測ったりする層です。それに、あなたとプロバイダのあいだに AtAt のモデルアカウントはなく、私たちから買うトークンもありません。

別のツールを選ぶべきとき

  • チャットのワークスペースがほしいなら。 AtAt は会話を Mac に残すので、答えが失われることはありません。でも、ウインドウはどれも目の前の作業から開き、終われば消えます。プロジェクトや長いスレッドとともに一日を過ごす場所がほしいなら、Claude や ChatGPT のデスクトップアプリを。
  • 仕事がひとつのエディタの中で完結するなら。 そのエディタに組み込まれた agent のほうが、スナップショットよりずっと多くプロジェクトを見ています。
  • Apple シリコンの Mac でないなら。 AtAt は macOS 15 以降の Apple シリコン搭載 Mac で動きます。Intel 版、Windows 版、iPhone 版はありません。
  • agent を無料で使いたいなら。 キャプチャ、OCR、クリップボード履歴、エディタはプランなしで使えます。agent を動かすには、14日間の無料体験のあとにプランが必要です。体験にアカウントやカードは要りません。料金をご覧ください。

データの行き先

プロンプトは AtAt から選んだプロバイダへ届き、AtAt のサーバーを通ることはありません。例外は2つ。ひとつは音声入力で、録音は AtAt のサーバーで整えられますが、そこには残りません。もうひとつは、agent があなたに確認せずにコマンドを実行しようとするとき。あなたが打った言葉とその1ステップが、AtAt のサーバーを通って Jev に届き、可否が判断されます(自分の Jev キーを追加していれば別です)。何も保存されません。設定、クリップボード履歴、お気に入り、Memory は、iCloud 同期をオンにしない限り Mac の中に。オンにした場合も使うのはあなた自身の iCloud のプライベートデータベースです。API キーは、エンドツーエンドで暗号化された iCloud キーチェーンでのみ同期されます。会話はどちらの場合もこの Mac の中に残ります。アプリが行うほかのリクエスト、つまりアップデート、モデル一覧、リンクのプレビュー、任意の匿名使用状況データは、プライバシーポリシーにひとつずつ載っています。

よくある質問

AtAt とは?

目の前のものを集めて、いつもの AI に聞き、答えを入力していた場所に戻すネイティブの Mac アプリです。カーソルのある場所で @@ と打ち、画面の内容を添えて Return。続いて Tab を押せば、答えが入力していた場所に戻ります。

Claude Code をターミナルの外で使えますか?

はい。どの入力欄でも @@ と打てば、AtAt がインストール済みの Claude Code を起動し、答えをプレビューカードに表示します。Claude Code 本来の画面が必要な作業なら、⌘Return でコンテキストを読み込んだ本物のセッションがターミナルに開きます。

AtAt に独自の AI モデルはありますか?

ありません。Claude Code、Codex、Grok、Cursor のように、すでに持っている CLI を動かします。自分のキーで対応 API を呼ぶことも、Mac の Ollama や Siri AI を使うこともできます。プロバイダは入力欄のメニューで切り替えます。

agent を設定しなくても AtAt を使えますか?

はい。スクリーンショット、収録、OCR、クリップボード履歴、エディタは単体で使えます。agent をつなぐ前から、AtAt をキャプチャツールとクリップボードマネージャーとして使えます。

AtAt はどの Mac で動きますか?

macOS 15 以降を搭載した Apple シリコンの Mac です。Electron ではないネイティブアプリです。Siri AI をプロバイダとして使うには macOS 26 以降が必要です。

データは AtAt のサーバーを通りますか?

プロンプトは通りません。AtAt から、選んだプロバイダへ直接届きます。例外は2つ。ひとつは音声入力で、録音は AtAt のサーバーで整えられますが、そこには残りません。もうひとつは、agent があなたに確認せずにコマンドを実行しようとするとき。あなたが打った言葉とその1ステップが、AtAt のサーバーを通って Jev に届き、可否が判断されます(自分の Jev キーを追加していれば別です)。何も保存されません。設定、クリップボード履歴、お気に入り、Memory は、iCloud 同期をオンにしない限り Mac の中に。オンにした場合も使うのはあなた自身の iCloud のプライベートデータベースです。会話はどちらの場合も Mac の中に残ります。

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