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Macの画面キャプチャは、まず⌘⇧4から

範囲なら⌘⇧4、それ以外は⌘⇧5。縦長スクショ、画面の文字のコピー、撮った画像をAIに聞くなら、AtAtがあります。

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Macで画面キャプチャを撮るなら、まずは標準のショートカットで足ります。範囲を選ぶなら⌘⇧4、ウインドウや画面全体、収録やタイマーまで使うなら⌘⇧5で「スクリーンショット」のツールバーを開きます。

たいていの人はこれで十分です。

前半は、標準でできることを全部まとめました。Windowsから来た人向けの対応表もあります。後半は、標準では足りなくなったとき。長いページを1枚にしたい、撮った画像を画面に置いておきたい、画面の文字をコピーしたい、そして、撮った画像についてAIに聞きたいときの話です。

ほかのツールの情報は、2026年11月1日にそれぞれの公式ページで確認し、リンクを付けています。

Macの画面キャプチャ:標準のショートカット

アプリを開く必要はありません。キーを押すだけです。

いちばんよく使うのは⌘⇧4(Shift-Command-4)。撮りたいところをドラッグして、指を離せば撮れます。やめたいときは、離す前にescキー。大きさはいいのに位置がずれていたら、ドラッグしたままスペースバーを押さえると、選択範囲ごと動かせます。

ウインドウだけを撮りたいときは、⌘⇧4を押したあと、ドラッグせずにスペースバーを押します。ポインタがカメラに変わるので、撮りたいウインドウやメニューをクリック。ウインドウには影が付きます。影がいらなければ、Optionキーを押しながらクリックします。

画面全体は⌘⇧3です。

撮った画像は、標準ではデスクトップにPNGで保存されます。画面収録はMOVです。ファイル名には日付と時刻が入ります。Apple公式の説明はMacでスクリーンショットを撮影する/画面を収録するにあります。

⌘⇧5で開く「スクリーンショット」のツールバー

キーを覚えるよりクリックで選びたいなら、⌘⇧5を押します。「スクリーンショット」Appのツールバーが画面に出ます。

並んでいるのは、画面全体・選択したウインドウ・選択部分を取り込むボタンと、画面全体・選択部分を収録するボタンです。

その横に「オプション」メニューがあります。Windowsの「遅延」を探しているなら、ここです。

  • 「保存先」:用意された場所から選ぶか、「その他の場所」で好きなフォルダを指定します。
  • 「タイマー」:少し待ってから撮ります。先にメニューを開いておきたいときに。
  • 「フローティングサムネールを表示」:撮った直後の小さなプレビューを出すかどうか。
  • 「最後の選択部分を記憶」:前回の範囲を次も使います。
  • 「マウスポインタを表示」:ポインタを写すかどうか。

ファイルにせずクリップボードにコピーする

一度貼り付けたら用済みのスクショ、けっこうありますよね。そのままデスクトップに溜まっていきます。

そういうときは、ショートカットにControlキーを足します。Control-Shift-Command-4で範囲を選ぶと、ファイルは作られず、画像がクリップボードに入ります。全画面ならControl-Shift-Command-3。あとはLINEやGmailで⌘Vを押すだけです。

ただ、Macのクリップボードに入るのは1つだけ。貼る前にリンクを1つコピーしたら、さっきの画像は消えます。それでよく困っているなら、Macでクリップボード履歴を見る方法も読んでみてください。

撮ったらすぐマークアップ:フローティングサムネール

撮ると、画面の右下にフローティングサムネールが数秒だけ出ます。

クリックするとウインドウが開き、マークアップしたり、収録した動画をトリミングしたり、共有したりできます。右にスワイプすればすぐに保存。消える前にドラッグして、書類やFinderのフォルダに直接入れることもできます。

WindowsのSnipping Toolから来た人へ:Macではどれに当たるか

WindowsでSnipping Toolを使っていた人は、Macで同じアプリを探して見つからず、少し戸惑うかもしれません。

マイクロソフトのSnipping Toolのサポートページを2026年11月1日に読んで、Macでの対応をまとめました。

Windows の Snipping ToolMac
Windowsロゴキー + Shift + S⌘⇧4(ツールバーなら⌘⇧5)
四角形⌘⇧4でドラッグ
ウィンドウ⌘⇧4のあとスペースバーでクリック
全画面⌘⇧3
フリーフォームMacにはなし
遅延(1〜5秒)⌘⇧5の「オプション」の「タイマー」
録画(Windows + Shift + R)⌘⇧5の収録ボタン
Print Screen(全画面をクリップボードへ)Control-Shift-Command-3
テキストアクション(文字の抽出)保存してから「プレビュー」のテキスト認識表示
マークアップ(ペン、蛍光ペン、図形)フローティングサムネールをクリック

大きな違いは2つです。

1つはフリーフォーム。投げ縄のように好きな形で切り取る方法は、Mac標準にはありません。四角形とウインドウだけです。

もう1つは文字。Snipping Toolなら撮ったその場で文字を取り出せます。Macでは一度保存して「プレビュー」で開き、テキスト認識表示で文字を選びます。しかもAppleによれば、言語や地域によっては使えません。

標準の画面キャプチャでできないこと

  • 縦長スクショが撮れない。長いWebページやSlackのスレッドは、何枚かに分けるしかありません。
  • 撮った画像を画面に置いたまま、別のアプリで作業できない。
  • 文字をコピーするだけなのに、保存して「プレビュー」で開いて、選んで、コピー。
  • 撮ったあとにできるのは、保存、コピー、マークアップだけ。

どれも気にならないなら、ここで読み終えて大丈夫です。⌘⇧4と⌘⇧5で十分です。

AtAt:同じショートカットで、撮ったあとにカードが出る

AtAtはMacのAIアシスタントです。文字を入力できるところならどこでも@@と打てば、いつも使っているAIに聞けて、答えはその場に戻ってきます。画面キャプチャは、そのAIに見せるものを集める方法の1つ。単体でも、ちゃんとしたスクリーンショットツールとして使えます。

ショートカットはそのままです。標準で⌘⇧4が範囲、⌘⇧3が作業中のディスプレイ、⌘⇧5が「オールインワン」。どれも設定のショートカットで変えたり外したりできます。最初のセットアップにある「標準のスクリーンショットツールに設定」を押すと、重なるmacOS側の項目を教えてくれます。それを自分で「システム設定」でオフにすれば、キーの取り合いになりません。

範囲を選ぶときは、こんなこともできます。

  • ドラッグする前にReturnを押すと、前回と同じ範囲をもう一度撮ります。
  • Aを押すと、自由な範囲とウインドウ選択を切り替えられます。
  • ルーペで端をぴったり合わせられ、選んだあとも四隅や辺をつかんで調整できます。
  • スペースバーで範囲を動かし、Optionキーで中心から広げる操作はmacOSと同じです。
  • 2台のディスプレイをまたいで選べます。

撮り終わると「クイックアクセス」のカードが出ます。

メインのボタンは「コピー」と「保存」。「保存」を押すまでは、AtAtのフォルダに置かれた作業用のコピーなので、デスクトップが散らかりません。「保存」を押すと書き出し先に移ります。変えていなければデスクトップです。

「注釈」を押すと画像エディタが開きます。矢印、線、四角、楕円、鉛筆、蛍光ペン、テキスト、番号。人に送る前に、名前やメールアドレスをぼかしやモザイクで隠すこともできます。「適用」を押すと、直した画像がカードに戻ります。

「画面に固定」を押すと、カードは画面に残ったままになります。見比べながら作業するときに。用が済んだらスワイプするか、右クリックで閉じます。

サムネールはSlackやメモ、Finderにそのままドラッグできます。画像とファイルの両方が渡ります。

それから、AtAtのバーやカード自体はスクリーンショットに写りません。

縦長スクショ(スクロールキャプチャ)と文字認識

AtAtで⌘⇧5を押すと「オールインワン」が開きます。範囲を一度選ぶと、横のバーで何をするか選べます。「@@ に聞く」、範囲、全画面、ウインドウ、スクロール、文字認識、録画。選び直す必要はありません。

長いページなら「スクロール」。範囲を合わせて「キャプチャを開始」を押し、自分でスクロールするか「自動スクロール」を選んで、最後に「完了」。詳しくはMacで縦長スクショを撮る方法に書いています。

文字なら「文字認識」。画面の文字をそのまま読み取ります。ファイルは作られず、シャッター音もなく、カードも出ません。プレビューで読み取った文字を確認して、コピー(⌘C)、「.txtで保存」、「@@ に聞く」(Tab)から選べます。Optionキーを押しながら「文字認識」をクリックすれば、プレビューを飛ばせます。「テキストを自動でコピー」をオンにしておけば、もうクリップボードに入っています。

読み取った文字を辞書の単語に置き換えないので、コードの変数名や変わった製品名も、画面のとおりに出てきます。

スクショをそのまま自分のAIに聞く

スクショを撮るとき、本当は聞きたいことがある場合が多いはずです。このエラーは何?このグラフは何を言っている?どう返せばいい?

たとえば「システム設定」で、よく分からないエラーが出たとします。⌘⇧4でそのダイアログを撮って、カードの「@@ に聞く」を押します(⌘⇧5で範囲を選んだあと、バーの「@@ に聞く」を押してもかまいません)。AtAtの入力欄が開き、スクショはもう添付されています。「これはどういう意味?どう直せばいい?」と打って、Return。

答えが返ってきたら、メインのボタンは「コピー」です。後ろのアプリに勝手に文字が入ることはありません。

文字でも同じです。Gmailで届いた英語の長い段落を「文字認識」で囲み、「@@ に聞く」で「日本語に訳して」と頼めます。

AtAtが動かすのは、あなたがもう使っているAIです。Claude CodeやCodexなどのエージェントCLI、自分のAPIキー、Ollamaで動かすローカルモデル。AtAt自身はモデルを持っていません。

無料でできることと、ほかのアプリが向いている場面

プランなしで使い続けられるのは、スクリーンショット、画面収録(1080p・30 FPS・5分まで)、文字認識、クリップボード履歴(⌘⇧Vで最近の200件)とお気に入り、そして画像と動画の2つのエディタです。プランがないと、エディタから取り出したものには隅に小さなAtAtのロゴが入ります。エディタを開いていないスクリーンショットには入りません。

「@@ に聞く」はAIを動かすので、14日間のプレビューが終わったらプランが必要です。プレビューにアカウントやカードはいりません。AtAtにはApple シリコンのMacとmacOS 15以降が必要です。

AtAtにないものもあります。セルフタイマーはありません(macOSの⌘⇧5の「タイマー」にはあります)。撮った画像をためておくクラウドのライブラリもありません。

そちらが大事なら、ほかのアプリが向いています。CleanShot Xには、セルフタイマー、ワンクリックでアップロードして共有リンクを作る機能、大きさと透明度を変えられる画面に浮かべるスクショがあります。Shottrは無料で使えて(ときどき購入をすすめてきます)、ダウンロードは約2.4MBと小さいアプリです。どちらも縦長スクショと文字認識ができます。

AIに聞くつもりはなく、とにかく使いやすいスクリーンショットアプリがほしいなら、この2つで十分です。

よくある質問

MacにWindowsのSnipping Toolのようなアプリはある?

あります。Macには最初から「スクリーンショット」Appが入っていて、⌘⇧5でツールバーが開きます。範囲、ウインドウ、画面全体のキャプチャと画面収録ができ、Snipping Toolでよく使う操作はほぼそろっています。フリーフォームの切り取りと縦長スクショ、画面から直接の文字コピーはありません。

Macで画面キャプチャを撮るショートカットは?

範囲を選ぶなら⌘⇧4、画面全体なら⌘⇧3です。ウインドウだけを撮るときは、⌘⇧4のあとにスペースバーを押して、撮りたいウインドウをクリックします。ツールバーから選びたいときは⌘⇧5を押します。

ファイルにせずクリップボードにコピーするには?

ショートカットにControlキーを足します。たとえばControl-Shift-Command-4で範囲を選ぶと、ファイルは作られず、画像がクリップボードに入ります。あとはLINEやGmailで⌘Vを押せば貼り付けられます。

Macのスクリーンショットはどこに保存される?

標準ではデスクトップに保存されます。スクリーンショットはPNG、画面収録はMOVで、ファイル名には日付と時刻が入ります。保存先は⌘⇧5のツールバーの「オプション」にある「保存先」で変えられます。

スクリーンショットの文字をコピーするには?

Mac標準なら、画像を「プレビュー」で開き、テキスト認識表示で文字を選んでコピーします。テキスト認識表示は、言語や地域によっては使えません。画像を保存せずに画面から直接文字を取り出したいなら、AtAtのような文字認識のできるアプリを使います。

Macで縦長のスクロールキャプチャを撮るには?

Mac標準の「スクリーンショット」には縦長スクショの機能がないので、AtAt、CleanShot X、Shottrなどのアプリを使います。AtAtなら⌘⇧5で範囲を選んで「スクロール」を押し、「キャプチャを開始」のあと自分でスクロールするか「自動スクロール」を選び、最後に「完了」を押します。

AtAtの画面キャプチャは無料で使える?

はい。スクリーンショット、画面収録(1080p・30 FPS・5分まで)、文字認識、2つのエディタはプランなしで使い続けられます。プランがないとエディタから書き出したものには小さなAtAtのロゴが入りますが、エディタを開いていないスクリーンショットには入りません。キャプチャをAIに渡す「@@ に聞く」は、14日間のプレビューが終わるとプランが必要です。